cover

溶けない109号室 (feat. 初音ミク) - TaKU.K,初音ミク

溶けない109号室 (feat. 初音ミク)-TaKU.K,初音ミク.mp3
[00:29.49]街路灯に灯りが点く [00:32.27]グレイの空...
[00:29.49]街路灯に灯りが点く
[00:32.27]グレイの空、溶けてゆく
[00:35.33]外れの公園で冷めた瞳の君と出逢う
[00:41.71]降り積もる雪のように出逢いの刻は重なる
[00:47.95]その瞳が熱を帯びた気がした
[00:54.02]手と手を重ね合わせて、
[00:57.48]営みを交わして、
[01:00.60]口付けして、何処か血の味がして
[01:07.82]たとえば、あの日に見た一幕が
[01:11.63]幻ではなかったとして
[01:14.83]それが君を遠ざける理由にはならない
[01:20.73]だから、僕は君を欺くよ
[01:24.37]その瞳を曇らせはしないよ
[01:27.52]震え、止まれ、止まれ
[01:30.19]罪を看過する僕に その資格などない
[01:38.79]
[01:49.98]穏やかなる朝食 途絶えてゆく消息
[01:55.94]君の首に赫い跡、滲んでいた
[02:01.73]ささやかなる微笑みを、
[02:05.45]硝子のような声を、
[02:08.49]守る為に秤を傾けるよ
[02:14.49]絡まり合う糸を強く引き合う
[02:17.97]それは僕が選んだ運命
[02:21.24]解くことのできない硬く、脆い意図だ
[02:26.82]だから世界よ、あと少しだけ
[02:30.63]僕らのことを見逃してくれ
[02:33.70]なんて、愚かなのか
[02:36.53]神の御許に還れはしないな
[02:42.65]悴む手でなぞった紙に秘めた想い
[02:52.10]前触れなく開くドアに落ち尽きた秘事を
[02:58.93]手に取った君は僕を見てた
[03:03.92]瞳は揺らいでいた
[03:08.10]
[03:31.12]凍えていく、爪先も
[03:33.81]冷めていく、血の管も
[03:36.98]些事なことだよ
[03:39.42]騙しきれず、ごめんね
[03:45.11]
[03:46.03]彼女は凍結した彼を前に
[03:49.58]初めてその身を忌み嫌う
[03:52.71]罪を知らぬ怪物への罰なのだろうか
[03:58.57]せめて最初で最期の贖罪は
[04:02.24]彼に捧げようと彼女は
[04:05.34]その身、共に氷に
[04:08.16]或るアパートメントの一つの部屋、
[04:13.74]溶けない氷で閉ざされている
[04:23.80]
展开