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La principessa del regno del sole - 三桥加奈子

La principessa del regno del sole-三桥加奈子.mp3
[00:00.81]La principessa del regno del sole - 三桥...
[00:00.81]La principessa del regno del sole - 三桥加奈子
[00:01.03]「生まれつき四肢に障害のあった私のせいで
[00:04.86]喧嘩ばかりしていたババとママは、
[00:07.6]お医者さんの薦めに従って契約書にサインした。
[00:10.64]こうして、生まれてから一度も外へ出なかった私は、
[00:17.41]病室で迎えた十一歳の誕生日に、
[00:20.84]初めて自由に動く自分の体を手に入れたのだ。
[00:26.27]私は『公社での生活』をとても気に入っている……」
[00:31.51]《私のお気に入り》(La mia cosa favorita)朝の静謐な空気
[00:40.58]《私のお気に入り》(La mia cosa favorita)洗剤の香り
[00:49.51]《私のお気に入り》(La mia cosa favorita)空と雲と太陽と
[00:58.68]《私のお気に入り》(La mia cosa favorita)自由な体
[01:07.71]嗚呼…それら全ては 病室のベッドの上に
[01:16.79]嗚呼…無かったものばかりだ──《私は幸せだ》
[01:44.71]「私たちには、それぞれ公社の大人の人が担当についている。
[01:49.93]訓練でも仕事でもいつも一緒なので、
[01:53.16]二人まとめてフラテッロと名付けられた。
[01:56.8]『フラテッロ』…それは"兄弟"という意味だ……」
[02:02.55]政治家の暗殺 現場の下見
[02:11.61]逃走経路の確認 それも仕事の內
[02:20.27]裏口で出会った 少年は名乗った
[02:29.79001]彼の名はエミリオ とてもよくしゃべる
[02:38.78]私は嘘を吐いてはいないけど 彼を騙しているのだろうか
[02:56.6]アマーティの ヴァイオリンだと彼が勘違いしたのは《銃(Fucile)
[03:06.11]──それが私の仕事道具だ……
[03:14.55]「もし仕事中誰かに姿を見られたら…必ず殺せ」
[03:23.87]──とジャンさんは言った……
[03:28.86]仕事が終わり 部屋を出たところで エミリオに出会った
[03:40.03]「ええと…こんな時何て言うんだっけな…ああそうか…ごめんね」
[03:49.37]「朝目が覚める度、いちばん気になることがある。
[03:53.26]それは、今日も自分の体がちゃんと存在するかということ……」
[03:57.88]良かった 動く 『自由な体』 素晴らしいことだ
[04:06.79]四肢を失う夢を見て 泣きながら起きる この恐怖が解りますか?
[05:01.78]沉みながらも見上げた水面から 差し込む陽の光 泡沫の《幻想》(ゆめ)
[05:15.03]浮びながらも見上げた水面より 遥かなる高みに 輝ける《理想》(ゆめ)
[05:28.72]《太陽の国のお姫様》(La principessa del regno del sole) 
[05:34.77]黃昏に染まる海辺を走る……
[05:49.63]「自由な体。優しい人達。楽しい每日。
[05:53.63]社会福祉公社、私はここでの生活をとても気に入っている…」
[06:00.91]──太陽の国のお姫様(La principessa del regno del sole)
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