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RED - GOUACHE

RED-GOUACHE.mp3
[00:01.15]だんだん目が回って [00:02.80]夕焼けが燦...
[00:01.15]だんだん目が回って
[00:02.80]夕焼けが燦々空に散って行った
[00:05.45]滲み出す雲に 言葉が出なくなるのは何故?
[00:10.51]
[00:19.55]遠回りの近道と 腐り果てた線路
[00:23.86]湿った手を掴んだまま 早足で進む
[00:28.24]互い違いの畦道が 水みたいに揺らいで
[00:32.92]蝉の音を暈したまま 立ち尽くしてた
[00:37.40]夏が昨日を通り越して行く
[00:41.09]草の匂い 俄雨の温度 混り合ったら
[00:46.54]僕らが今日まで 知らない日々は
[00:51.11]数えきれない 鱗雲の奥で
[00:53.94]確かに呼んでいる
[00:55.64]泥に塗れた 僕の手を拒むように
[01:00.30]「難しい」ってはにかんだ
[01:02.36]君と僕とじゃ違うから
[01:05.47]だんだん目が回って
[01:07.09]夕暮れが燦々空に散って行った
[01:09.67]思い出す程に 言葉が出なくなるのは何故?
[01:14.24]道連れに賛成なら笑って 疾っくに遠く離れた
[01:18.17]君はただ 見たことの無い色に染まった瞳で
[01:23.83]あぁ、瞬きの一つもしないまま
[01:27.68]大人なんかには解らない 色を見てる
[01:31.05]
[01:49.03]あぁ、溶け落ちていく 燃ゆる日の秘密を
[01:54.77]鮮やかに閉じ込めて 忘れよう
[01:58.67]色褪せぬ様に もどかしさと一緒に
[02:03.90]思い出してしまわない様に
[02:10.01]
[02:16.48]遠回りの帰り道に 通り風が吹いて
[02:20.83]独りぼっちのサイレンが 響いては消える
[02:25.52]変わり果てた蝉達の 叶わなかった想いを
[02:30.13]終わった夏の正体を 僕達は知らない
[02:34.81]西日の奥から 太陽の影が這っていく
[02:38.85]暮れが積んでいく今日が もう少しで終わるから
[02:45.10]だんだん目が回って
[02:46.97]夕映えが燦々目に滲んでった
[02:49.56]当然だったのに 涙が落ちていくのは何故?
[02:54.07]約束は散々ぱらに舞って
[02:56.22]手を振り遠くに離れた君は
[02:58.87]もう僕も同じ色に染まって忘れよう
[03:03.67]あぁ、さよならの一つもしないまま
[03:07.70]大人なんかには解らない 色を見てた
[03:13.75]今日の日の事も
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