十六夜ゐ雪洞唄 (マシマヒメコVer.) - 夏吉ゆうこ

[00:00.0]十六夜ゐ雪洞唄 (マシマヒメコVer.) - 夏吉ゆうこ
[00:00.5]词：仰木日向
[00:00.63]曲：伊藤翼
[00:00.82]燃ゆる月 道の果て
[00:03.44]灯る雪洞に揺り揺られ
[00:06.1]歌え踊れ 今宵は宴
[00:09.14]祭の太鼓が鳴る しらべ
[00:17.64]化作の迷い言葉 現世に紅をさす
[00:22.5]『胸焦がした旅情も
[00:25.33]今や忘る頃か?』
[00:28.4]説破 いまだこの身は
[00:30.74]悟るには宵の口
[00:33.45]忘るるものか 忘るるまいぞ
[00:36.3]溶いた白粉に隠す
[00:39.07]然らばあばよ 人は誰も
[00:41.86]一人遊びの 独楽なれど
[00:44.4]流した ん泪のこゝろは
[00:47.38]うつりゆきゆかぬ
[00:49.22]咲き乱れ 舞い踊れ
[00:51.88]数多の雪洞が揺り揺れる
[00:54.62]今宵 呑めや歌えや 酔いの果て
[00:59.62]醒むるるものか 醒むるまいぞ
[01:02.76]鳴らす鬼太鼓のバチ乱れ
[01:05.41]今宵 月は美な瞳瞳と
[01:08.5]満ちる十六夜の宴よ
[01:11.520004]踊れ日の出がさすまで
[01:19.63]出会う友の姿
[01:21.96]彼方より来たる在り
[01:24.42]『ともすれば これも一会か』
[01:27.38]心予めた
[01:30.39]切った張った 喧嘩独楽
[01:32.75]鳴らせ 囃子の鼓
[01:35.43]負るるものか負るるまいぞ
[01:38.33]童心地に応える
[01:41.17]尽きらば ままよ いざ身投げも
[01:43.89]厭うことなく 悔いも無し
[01:46.44]あるいは これこそが果てなら
[01:49.42]鼓動の高鳴る
[01:51.28]散りぬるは かの夢か
[01:53.93]我が世ぞ 天元の常ならむ
[01:56.66]今宵 色は匂えど 月見れば
[02:01.63]止むるるものか 止むるまいぞ
[02:04.75]御形 弁天の裾乱れ
[02:07.5]今宵 夢は美な煌々と
[02:10.49]燃ゆる片時の命よ
[02:13.5]歌え 日の出がさすまで
[02:21.31]語る言葉 故語れど是非も無く
[02:26.63]歌うことは
[02:28.68]故言わねど身を寄せぬ
[02:31.79001]いざ明くるまで 今宵は宴
[02:37.12]二度のない 刹那のしらべ
[03:19.18]はぐれた人は いまいずこか
[03:21.73]風の便りも わからねど
[03:25.54001]流した ん泪のこゝろは
[03:28.51]夜風にさまよう
[03:31.27]然る人を想う
[03:33.15]眺むれば 天の川
[03:35.74]数多の雪洞が揺り揺れる
[03:38.42]今宵 呑めや歌えや 酔いの果て
[03:43.42]醒むるるものか 醒むるまいぞ
[03:46.49]鳴らす鬼太鼓のバチ乱れ
[03:49.23]今宵 月は美な瞳瞳と
[03:52.3]満ちる十六夜の宴よ
[03:55.28]踊れ日の出がさすまで