春雷_干音（翻自 米津玄師） - 十六

[00:00.000] 作词 : 米津玄師
[00:00.663] 作曲 : 米津玄師
[00:01.327]現れたそれは春の真っ最中
[00:03.325]えも言えぬまま輝いていた
[00:05.323]どんな言葉も
[00:06.327]どんな手振りも
[00:07.081]足りやしないみたいだ
[00:08.826]その日から僕の胸には嵐が
[00:11.327]住み着いたまま離れないんだ
[00:13.073]人の声を借りた
[00:14.579]蒼い眼の落雷だ
[00:16.575]揺れながら踊る
[00:17.579]その髪の黒が
[00:19.080]他のどれより嫋やかでした
[00:20.831]すっと消えそうな
[00:21.574]真っ白い肌に
[00:22.579]よく似合ってました
[00:24.326]あなたにはこの世界の彩りが
[00:26.825]どう見えるのか知りたくて今
[00:28.330]頬に手を伸ばした
[00:30.078]壊れそうでただ怖かった
[00:32.328]全てはあなたの思い通り
[00:35.834]悲しくって散らばった
[00:37.075]思いも全て
[00:38.078]あなたがくれたプレゼント
[00:40.080]ゆらゆら吹かれて
[00:42.073]深い惑い痛み憂い恋しい
[00:48.081]言葉にするのも
[00:50.076]形にするのも
[00:52.073]そのどれもが覚束なくって
[00:55.827]ただ目を見つめた
[00:57.827]するとあなたはふっと
[01:00.074]優しく笑ったんだ
[01:03.575]嗄れた心も
[01:05.576]さざめく秘密も
[01:07.331]気がつけば粉々になって
[01:11.326]刹那の間に
[01:13.076]痛みに似た恋が
[01:15.582]体を走ったんだ
[01:34.074]深い惑い痛み憂い繰り返し
[01:38.580]いつの間にか春になった
[01:41.821]甘い香り残し陰り恋焦がし
[01:46.330]深く深く迷い込んだ
[01:49.581]花びらが散れば
[01:50.578]あなたとおさらば
[01:51.830]それなら僕と踊りませんか
[01:53.579]宙を舞う花がどうも
[01:55.074]あなたみたいで参りました
[01:57.322]やがてまた巡りくる春の最中
[01:59.584]そこは豊かなひだまりでした
[02:01.327]身をやつしてやまない
[02:02.824]あんな嵐はどこへやら
[02:05.323]まだまだ心は帰れない
[02:08.825]その細い声で
[02:09.333]どうか騙しておくれ
[02:10.827]カラカラに枯れ果てるまで
[02:13.082]ふらふら揺られて甘い香り
[02:16.324]残し陰り幻
[02:21.073]聞きたい言葉も
[02:22.833]言いたい想いも
[02:24.827]笑うくらい山ほどあって
[02:28.822]それでもあなたを前にすると
[02:32.074]何にも出てはこないなんて
[02:36.583]焦げ付く痛みも
[02:38.329]刺し込む痺れも
[02:40.328]口をつぐんだ恋とわかって
[02:44.333]あなたの心に
[02:46.078]橋をかける
[02:47.573]大事な雷雨だと知ったんだ
[03:07.580]どうか騙しておくれ
[03:09.332]「愛」と笑っておくれ
[03:11.327]いつか消える日まで
[03:13.082]そのままでいて
[03:15.081]どうか騙しておくれ
[03:17.077]「愛」と笑っておくれ
[03:19.079]いつか消える日まで
[03:20.835]そのままでいて
[03:22.829]どうか騙しておくれ
[03:24.826]「愛」と笑っておくれ
[03:26.824]いつか消える日まで
[03:28.582]そのままでいて
[03:30.830]どうか騙しておくれ
[03:32.575]「愛」と笑っておくれ
[03:34.511]いつか消える日まで
[03:38.505]言葉にするのも
[03:40.503]形にするのも
[03:42.259]そのどれもが覚束なくって
[03:46.255]ただ目を見つめた
[03:48.005]するとあなたは
[03:49.699]ふっと優しく笑ったんだ
[03:53.945]嗄れた心も
[03:55.688]さざめく秘密も
[03:57.696]気がつけば粉々になって
[04:01.692]刹那の間に
[04:03.689]痛みに似た恋が
[04:05.689]体を走ったんだ