2040 - Mom

[03:45.0]Old Friend
[03:45.0]平日の夜の静かな通りで
[03:45.0]スーツ姿の君が俯いて歩く
[03:45.0]肩幅は以前よりも狭くなった気がした
[03:45.0]余計なお世話だろうけど
[03:45.0]同じボールを蹴ってたあの頃だけが
[03:45.0]僕らの時間の本当で
[03:45.0]尖らせた鉛筆の脆さなんか知らない
[03:45.0]君も僕も孤独で
[03:45.0]それだけが救いだったから
[03:45.0]話しかけたならどんな顔で
[03:45.0]どんなひとことをまず投げるだろうか
[03:45.0]一瞥をやるだけで
[03:45.0]また歩き出しても
[03:45.0]それはそれで君らしいけど
[03:45.0]胸が痛むのは僕が愚かだから
[03:45.0]くだらない共通言語や先生の名前も忘れた
[03:45.0]今年の雪はどのくらい積もるのかな
[03:45.0]西に 東に 影は伸び 離れてゆく
[03:45.0]踵を返したのは僕の方で
[03:45.0]それっきりかどうかなんて分からないが
[03:45.0]今ここで会ったことは神様の手違い
[03:45.0]必然なんか求めないぜ
[03:45.0]夢のような日々に映るだろうか
[03:45.0]スターになれていないうちは
[03:45.0]まだちょっと手厳しそうだ
[03:45.0]長生きする予定とか僕にはないから
[03:45.0]元気なうちに話したいね
[03:45.0]また会いましょうね
[03:45.0]必ず会いましょうね
[03:45.0]募る話だってあるでしょう
[03:45.0]大きな波も超えたでしょう
[03:45.0]今年の雪はどのくらい積もるのかな
[03:45.0]西に 東に 影は伸び 離れてゆく
[03:45.0]どこにも帰れない
[03:45.0]子どもの夢もジオラマも
[03:45.0]もう寂れてしまったよ
[03:45.0]旺盛な知識欲を満たすほどに
[03:45.0]運命の青い渦はその目を隠すのだ
[03:45.0]何に縛られるでもなく
[03:45.0]この道を選んで歩く
[03:45.0]誰に縛られるでもなく
[03:45.0]この道を選んで歩く
[03:45.0]何に縛られるでもなく
[03:45.0]この道を選んで歩く
[03:45.0]君はこれからもずっと
[03:45.0]僕の大切なともだち