すみだ川 - 倉島千代子
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[00:00.000] 作词 : 石原信一
[00:01.000] 作曲 : 円広志
[00:20.050]銀杏がえしに 黒繻子かけて
[00:27.570]泣いて別れた すみだ川
[00:35.338]思い出します 観音さまの
[00:42.857]秋の日暮の 鐘の声
[01:00.038]「ああ そうだったわねえ、
[01:03.294]あなたが二十、あたしが十七の時よ。
[01:09.311]いつも清元のお稽古から帰って来ると、
[01:14.321]あなたは竹谷の渡し場で待っていてくれたわねえ。
[01:21.090]そして 二人の姿が水にうつるのを眺めながら
[01:27.606]にっこり笑って 淋しく別れた、
[01:32.367]ほんとに はかない恋だったわね……。」
[01:40.389]娘ごころの 仲見世歩く
[01:47.910]春を待つ夜の 歳の市
[01:55.679]更けりゃ泣けます 今戸の空に
[02:03.451]幼馴染の お月さま
[02:25.058]「あれから あたしは芸者に出たものだから、
[02:30.270]あなたは逢ってくれないし、
[02:34.279]いつも観音様へ お詣りする度に、
[02:38.689]廻り道してなつかしい隅田のほとりを歩きながら、
[02:44.804]ひとりで泣いていたの。
[02:48.564]でも、もう泣きますまい、
[02:51.823]恋しい、恋しいと思っていた
[02:55.734]初恋のあなたに逢えたんですもの。
[02:59.344]今年はきっと、きっとうれしい春を迎えますわ……。」
[03:15.141]都鳥さえ 一羽じゃとばぬ
[03:22.915]むかしこいしい 水の面
[03:30.438]逢えば溶けます 涙の胸に
[03:38.212]河岸の柳も 春の雪
[00:01.000] 作曲 : 円広志
[00:20.050]銀杏がえしに 黒繻子かけて
[00:27.570]泣いて別れた すみだ川
[00:35.338]思い出します 観音さまの
[00:42.857]秋の日暮の 鐘の声
[01:00.038]「ああ そうだったわねえ、
[01:03.294]あなたが二十、あたしが十七の時よ。
[01:09.311]いつも清元のお稽古から帰って来ると、
[01:14.321]あなたは竹谷の渡し場で待っていてくれたわねえ。
[01:21.090]そして 二人の姿が水にうつるのを眺めながら
[01:27.606]にっこり笑って 淋しく別れた、
[01:32.367]ほんとに はかない恋だったわね……。」
[01:40.389]娘ごころの 仲見世歩く
[01:47.910]春を待つ夜の 歳の市
[01:55.679]更けりゃ泣けます 今戸の空に
[02:03.451]幼馴染の お月さま
[02:25.058]「あれから あたしは芸者に出たものだから、
[02:30.270]あなたは逢ってくれないし、
[02:34.279]いつも観音様へ お詣りする度に、
[02:38.689]廻り道してなつかしい隅田のほとりを歩きながら、
[02:44.804]ひとりで泣いていたの。
[02:48.564]でも、もう泣きますまい、
[02:51.823]恋しい、恋しいと思っていた
[02:55.734]初恋のあなたに逢えたんですもの。
[02:59.344]今年はきっと、きっとうれしい春を迎えますわ……。」
[03:15.141]都鳥さえ 一羽じゃとばぬ
[03:22.915]むかしこいしい 水の面
[03:30.438]逢えば溶けます 涙の胸に
[03:38.212]河岸の柳も 春の雪
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